新たな仲間、トイプードルのダダくんです♪そしてRUPOのナウシカをご紹介!(笑)

RUPO

2017年02月21日 20:00

こんにちは!DOG HOUSE RUPOです!!

今日は、新しいおともだちを紹介しますよ(*^-^*)


トイプードルのダダくん、7歳の男の子です☆

ダダくんのお悩みは、とにかく吠えること!
警戒心が強く、来客のときや、小さな物音にも吠えてしまいます。
そして、飼い主さん以外に触られると怒ってしまうのもお悩み(*_*;

オスワリやマテ、フセなどはしっかりできているダダくん。
それを応用してしっかり日常の場面でダダくんをコントロールすること、そして自分の気持ちを我慢することを覚えさせていくことが目標です!

それにしても、とっても人見知りなダダくん。
まずはスタッフに慣れることが第一ハードルです


来客などにも、自分からおひざに乗ったりお口をぺろぺろしてくれるのに、それで撫でたりすると怒ってしまうというきまぐれっぷり(笑)


セーフティグローブをつけて触る練習。
ダダくんは、「咬めばいやなことをされない」ということを長年の経験から学習済みです。


相当怒ってらっしゃいます(笑)
特に人に抱かれているときは強気です!
でも、咬まれて撫でるのをやめてしまえばさらにその行動は強く出るようになります。
怖い顔しても無視無視……


「きえええ!!俺にさわるな~~~!!!」
ああ怖い顔(笑)
かわいいお顔がだいなしですよ


「必殺スクリュー咬み!!!」
すごい鳴き声とともに咬んできますが、なんの反応も示すことなく撫で続けます。


まだ怖い顔をしていますが、あきらめてきた様子。
「こ、こいつ…俺の牙が効かないのか?!」
困惑ぎみのダダくんです。


そのうちあきらめて触らせてくれるようになってきましたよ


笑ってくれました♡
「暴れて疲れただけだよ…」


さて、セーフティグローブでだいぶ触れるようになってきたので、だんだん「素手の形」に近づけていくため、次は軍手で。
これ、手で触っているように見えますが…


袖を上げると実はこんな感じになってます。
咬まれても良いように、軍手には指を入れずに手の形だけ再現しています。


それにも慣れてきたら、オヤツで気をそらしながら触る練習☆
上手に触らせてくれました♡


お次は、ダダくんを看板犬にもしたいとのことなので、一般のお客様に触ってもらう場面を想定!
「わあああトイプードルだ!!かわいい~~♡」と、よくありがちな(笑)急に近づいて前かがみでいきなり触る練習!


案の定、がぶがぶに咬まれました(笑)
でもこれも咬まれても平気な顔して撫で続けます。


得意の怖い顔(笑)
そんな顔してもだめだよ~


これもまたきらめてきたダダくん。
「一体なんなんだこいつら…」


だいぶ平気な顔になってきましたね♪
咬まずに撫でさせてくれることをたくさんほめてあげることで、「咬んでも無駄なこと」、そして「撫でられることは決して嫌なことではないこと」を教えてあげます。

そして、地面の上では足を触るだけでものすごい勢いで怒って咬んでいたダダくん。


ということで、高くて狭い足場の悪い場所にあえて乗せて触る練習です!


後ろ足もさわらせて~♡
おりこうさんだね♪


お耳も見せて☆
しつけ合宿終了の際には、RUPOが提携している「FUN PLACE」さんでのトリミングを受ける予定のダダくん。
おとなしくトリミングできるようにがんばろうね


実はこんな場所でした☆

子犬であれば、もちろんまずは「咬む」という癖づけをしないため、なるべく咬まないような状況を作ってあげるのが大切ですが、ダダくんは年齢的にも癖付けはすでに十分にされてしまっています。
1ヶ月という短い期間そんなことをしていても何も変わらないで終わってしまいます。
そしてこのお預かり1日目、2日目でやれることは、今までの学習と全く違う学習(たとえば、今までは「咬んだらいやなことが去っていった」という学習であり、新たに教えることは、「咬んでもいやなことはなくならない」という学習。これは「消去」や「負の罰」等の犬の学習原理を使う手法です。ちょっと難しいですね)で今までの経験を上塗りすることだと考え、今はこんなトレーニングを行っています。

こんなふうにがんばっているダダくんですが、初めにも紹介したようにもう7歳。
飼い主さんにもお話していますが、7歳から問題行動を治すことはとっても難しいです。
犬は人間に比べて成長するスピードが早く、学習スピードもそれだけ早いのです。
犬の7歳は人間でいうと40歳くらい。
7年間続けてきた「吠え」や「咬み」をなくすということは、40歳の人に「あなたの40年間を形成してきた性格をまったく正反対に変えなさい」「あなたが40年間信じてきた常識は全部非常識なことだったのよ」と突きつけるようなものなのです。
皆さんも自分の癖って、だめだとわかっててもなかなか治すのって難しいですよね。
人には理性があるぶんまだ物分かりが良い部分もありますが、わんこにそれを教えるのはとっても難しいのです

でも、RUPOのモットーは「諦めたらそこで試合終了」!!(笑)
年齢を理由に、「絶対無理」とあきらめたくないのです。
ダダくんと飼い主さんのため、少しだけの可能性でも信じて、1ヶ月でできること、どんな方法が1番良いか、どうしたら改善されるか…一生懸命考えながらダダくんといっしょに進んでいきたいと思っています
この方法はどうか?でもそれだとおうちに帰ってからこうだし…。でもこうやるとああなるだろうし…今こういう状態だからこうしてああして…
と、毎日スタッフ間での話し合いは尽きません。
日々試行錯誤、そして成長の日々です
トレーナーは犬に教える仕事ですが、犬や飼い主さんから教わることもとっても多いのです♪
RUPOに通ってくれているわんこと飼い主さん、皆さまに感謝の毎日です
…でも、わんこのためにも飼い主様のためにも、やっぱりご相談はお早めにしてもらうのが大切です



さて、最後に、RUPOのナウシカを紹介したいと思います♡


それはこちら!!
われらが仲澤先生です☆
見よ、この聖母マリアのような表情(笑)

園長は仲澤先生を、「ナウシカ」もしくは「ナウ女(ナウシカ女子)」と呼んでいます(笑)
なぜなら毎回怖がりわんこに、「大丈夫、怖くないよ。怖いだけなんだよね(口でちっっちっちと音を出す)」と、ナウシカがテトと初めて会ったときばりに話しかけるからです。
でも、その海のような果てしないわんこ愛のおかげで、心を開いてきたわんこは数知れず(笑)
そんな心強いRUPOスタッフでした♡

ちなみに園長は、どちらかというとちゃかちゃかわちゃわちゃタイプや頑固な強気タイプが得意☆(笑)
そして項目でいうと、園長は服従訓練、仲澤先生はパフォーマンスが得意♪

ということで、得意なタイプも項目も(性格も笑)全部正反対な2人が楽しくあそぶ…いえいえ、働くDOG HOUSE RUPO♪
共通点は、自由でイマジネーションあふれる(はちゃめちゃなときもあります)発想力と、三度の飯よりわんこが好き!!というわんこ愛♡
皆さまもちょっとしたお悩みなどございましたら、お気軽にご相談くださいね(*´ω`*)
きっと皆さまとわんこにぴったりのトレーニング方法が見つかるはずです