~雑種犬ナナの物語~前編
こんにちは♪ドッグハウスルポです
今日は先日7月7日七夕に13歳のお誕生日を迎えた
雑種犬ナナちゃんの飼い主様から頂いたお手紙が
とても嬉しかったのでご紹介をさせて頂きます
《ナナは散歩の友が欲しくて、獣医さんからもらってきました。
公園に捨てられていた子犬で、
生後2か月位だったので7月7日に生まれたことにして、
ナナと名付けました。
教えなくてもトイレを覚え、拾い食いすることなく散歩し、
無駄吠えすることのない賢い犬で、言葉を理解し問題なく生活していました。
10才を過ぎた頃から反抗することがありましたが
嫌がることは回避して生活していたところ、
12才3か月の時トラブルがおき、咬まれました。
何一つ服従訓練をしていませんでしたが、常に私の姿を見て
追っていたので、私をリーダーだと認めていると思っていましたが
実際はナナがリーダーでした。
家族のために神経をピリピリさせて番犬をしていたのです。
他の訓練所の訓練士さんには
12才で躾は無理、クレートには絶対に入らない。
12才まで咬まれなかったのは運が良かっただけ
直ることはない。
と言われました。
その後、ルポの先生に咬まない・車に乗る・座れ・ふせ・・・と
次から次へと教えていただき、ナナとの関係が変わり
反抗されても従わせる自信ができました。
穏やかで安心して寝たり遊んだりしている姿は
半年前には想像できませんでした。
ルポの先生方は
①何を質問しても答えてくれ何をお願いしてもすぐに対応
してくれる豊富な知識力
②犬がどんなに反抗をしても、それをかわして従わせる指導力
③飼い主を安心させてくれる会話力
④かわいい写真をとる撮影力があり、どれも本当に素晴らしくて
感心して、感謝しています。
これからもよろしくお願いします》
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何度も何度も読み返してしまいました
ナナちゃんとの出会いは2018年11月。
ルポにお電話をいただいた時のことをとてもよく覚えています。
当時12才。麻酔をして首輪を付け替えた、ブラッシングも敏感に
なっていて怒るのでできない。
なんとかならないか見てほしいというようなご依頼でした。
そのとき
「ではトレーニングが出来そうか一度伺って見させてください」と
お伝えしましたが、私自身も10歳を過ぎた
本気咬みのわんちゃんを扱うのは
初めてで未知でした。
初めて会った日、ナナちゃんは他人に無関心というような印象でした。
念のため皮の手袋を付け、ブラシを手に持ちファーストタッチ。
あれ?全然いけるかも!と思って抜け毛が多そうな
お尻付近に手をのばした瞬間
ナナちゃんは豹変し手に向かって歯を立ててきました。
咬み方を見て思いました。恐い、痛いではなく
〝ただ気に入らないだけ〟
その反応を見せれば今まで気に入らないことは
避けてこられたのでしょう。
ナナちゃんのママはとても熱心な方です。
時間がかかることはよく理解している。
それでも今より少しでも良くなる可能性があるなら
トレーニングを試してみたいと力強いお言葉を頂き
ルポでトレーニングをお引き受けしようと決めました!!
・・・・中編へ続く・・・・