2019年07月12日 17:29  

~雑種犬ナナの物語~前編

こんにちは♪ドッグハウスルポですにっこり

今日は先日7月7日七夕に13歳のお誕生日を迎えた
雑種犬ナナちゃんの飼い主様から頂いたお手紙が
とても嬉しかったのでご紹介をさせて頂きますハート




《ナナは散歩の友が欲しくて、獣医さんからもらってきました。
公園に捨てられていた子犬で、
生後2か月位だったので7月7日に生まれたことにして、
ナナと名付けました。

教えなくてもトイレを覚え、拾い食いすることなく散歩し、
無駄吠えすることのない賢い犬で、言葉を理解し問題なく生活していました。

10才を過ぎた頃から反抗することがありましたが
嫌がることは回避して生活していたところ、
12才3か月の時トラブルがおき、咬まれました。

何一つ服従訓練をしていませんでしたが、常に私の姿を見て
追っていたので、私をリーダーだと認めていると思っていましたが
実際はナナがリーダーでした。
家族のために神経をピリピリさせて番犬をしていたのです。

他の訓練所の訓練士さんには

12才で躾は無理、クレートには絶対に入らない。
12才まで咬まれなかったのは運が良かっただけ
直ることはない。

と言われました。

その後、ルポの先生に咬まない・車に乗る・座れ・ふせ・・・と
次から次へと教えていただき、ナナとの関係が変わり
反抗されても従わせる自信ができました。
穏やかで安心して寝たり遊んだりしている姿は
半年前には想像できませんでした。

ルポの先生方は
①何を質問しても答えてくれ何をお願いしてもすぐに対応
してくれる豊富な知識力
②犬がどんなに反抗をしても、それをかわして従わせる指導力
③飼い主を安心させてくれる会話力
④かわいい写真をとる撮影力があり、どれも本当に素晴らしくて
感心して、感謝しています。

これからもよろしくお願いします》



・・・・・・・・・・・・

何度も何度も読み返してしまいましたしっしっしキラン


ナナちゃんとの出会いは2018年11月。
ルポにお電話をいただいた時のことをとてもよく覚えています。

当時12才。麻酔をして首輪を付け替えた、ブラッシングも敏感に
なっていて怒るのでできない。
なんとかならないか見てほしいというようなご依頼でした。

そのとき
「ではトレーニングが出来そうか一度伺って見させてください」と
お伝えしましたが、私自身も10歳を過ぎた
本気咬みのわんちゃんを扱うのは
初めてで未知でした。

初めて会った日、ナナちゃんは他人に無関心というような印象でした。








念のため皮の手袋を付け、ブラシを手に持ちファーストタッチ。

あれ?全然いけるかも!と思って抜け毛が多そうな
お尻付近に手をのばした瞬間
ナナちゃんは豹変し手に向かって歯を立ててきました。

咬み方を見て思いました。恐い、痛いではなく
〝ただ気に入らないだけ〟
その反応を見せれば今まで気に入らないことは
避けてこられたのでしょう。

ナナちゃんのママはとても熱心な方です。
時間がかかることはよく理解している。
それでも今より少しでも良くなる可能性があるなら
トレーニングを試してみたいと力強いお言葉を頂き
ルポでトレーニングをお引き受けしようと決めました!!




・・・・中編へ続く・・・・















  


Posted by RUPO │コメント(0)